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平成26年1月1日~滝沢市誕生!

『人口日本一の村』から『住民自治日本一の市』を目指して

 

 

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滝沢市の文化財~文化庁選定「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」チャグチャグ馬コ

はじめに

  岩手県を含む東北地方は古くから良馬産出地として知られ、軍馬や農耕馬として人々の生活と密着し、活用されてきた。それだけに我々人間社会と最も緊密な関係にある動物と言っても差支えない。

(写真)馬コの装束   「人間の生活になくてはならない存在」それだけに人々の馬に対する敬慕の念は次第に深くなり、そこで良馬の育成や馬の安全を祈願するため神様や仏像を造って社に安置し、お祭りしたのが代々民間信仰として伝承され、やがて各地に伝統的民俗行事として発展したものと思われる。また、そのなかでも岩手県のチャグチャグ馬コの行事は最も代表的な行事といえよう。

(写真)馬コの装束  日本の馬の歴史がいつ頃から始まったのか明確ではないが、おそらく日本がまだ大陸と地続きだった頃、沿海州方面からと朝鮮半島からの二つの経路をたどってそれぞれ渡来してきたものと考えられている。そして後年、この二つの系統馬が適宜に交配されやがて日本でも有数の南部馬が生産されるようになったのであろう。

>>チャグチャグ馬コ歴史と由来

馬コ行事の発展

(写真)馬コの様子(蒼前神社前)  明治になってチャグチャグ馬コの行事は一時衰えたが、明治20年代に復活した、日清・日露戦争の頃から岩手県は軍馬育成地になり、そのためどこの農家でも馬を飼うようになった。農耕馬のみならず軍馬の育成が盛んになったので、チャグチャグ馬コ行事も同時に隆盛し、当時滝沢村では1000頭ほどが参拝したという。

  その後、第二次世界大戦が始まると、ますます軍馬の需要が盛んとなり、丈夫な馬はどんどん徴集されて戦地へ送られ、チャグチャグ馬コも次第にすたれるようになっていった。
戦争末期にはお祭りどころではなくなり、終戦直後も行事はしばらく中断されていたが、昭和20年に復活し、30頭ほどのパレードが行われた。

  馬コ行事が本格的に復活したのは昭和26年のことで、地元が中心になり、伝統の長いチャグチャグ馬コを続けようと、この年保存会を結成した。ここから伝統行事の保存とともに観光行事として普及、全国的に知られるようになったのである。

(写真)チャグチャグ馬コと岩手山   さらに昭和30年から毎年田植えのころにあたる旧暦5月5日を新暦の6月15日にあらため実施されたが、平成13年には6月の第2土曜日に変更された。今日では早朝鬼越蒼前神社(旧駒形神社)に参集し、お参りをすませた後、馬コたちは午前9時に出発、たくさんの見物客の集まった滝沢市から初夏の鈴の音を響かせて、盛岡市の繁華街まで約14kmの道のりを行進、午後、途中盛岡市の中の橋中津川河畔で小休止するが、その後、終着の八幡宮で参拝して解散している。

  盛岡市の八幡宮へのパレードが始められたのは、観光上の理由からで、つい最近のことである。
いまでは県内外からたくさんの観光客がチャグチャグ馬コを見るために訪れるが、華やかな装束をまとって行進する馬の晴れ姿やこれに続く仔馬の可愛らしさ、乗り手にアネコ姿の女性や子どもを多くしたことが効果を高め、また子どもたちの愛らしい素朴さや動作が見る人の目を楽しませている。

おわりに

(写真)馬コの様子(村役場前(当時))  馬と農家の関係を示すものとして、古くから南部曲家がある。かつては一つ屋根の下で人馬が同居し、さまざま語らいを持って暮らしをしてきた姿が、今は一つ一つと消えている。

  年々華やかになっていく一面はあっても、永い伝統を基盤としたこのチャグチャグ馬コ行事は滝沢市全市民の、また岩手県民の宝ともいえるもので、永々と築かれてきた先祖の生活の営みを大事に受け継ぎ、さらにこれを次代に引き継ぐ努力を私たちは忘れてならない。

  • 所在地
    滝沢市・盛岡市 
  • 保存団体
    チャグチャグ馬コ保存会(盛岡市)
    チャグチャグ馬コ同好会(盛岡支部・矢巾支部・滝沢支部)
    チャグチャグ馬コ振興協賛会(盛岡市) 
  • 選定年月日
    昭和53年1月31日 


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